• 第66回ボートレースメモリアル 最終日

鳥飼祥平 激推し超イイ値!

菊地③ 燃える夏男

1号艇〝食ってやる〟

4年ぶり3回目のメモリアル制覇を狙う菊地孝平

 いやはやまいった。寺田の仕上がりを見るとむやみに穴を推奨するのが無謀にも思えてくる。それでも勝負の世界に「絶対」は禁句。舟券を買ったことがある人なら「これしかない」と思い込んでインから大勝負をして、あっさり負けたなんて記憶があるはず。地元の1号艇で絶対にスタート事故はできない。のしかかるプレッシャーをはねのけるのは容易ではないはずだ。
対照的に菊地はこちらがビックリするくらい落ち着いている。準優9Rはカドから湯川が伸ばす苦しいスリット隊形。それでもキュッと舟を向かせて1Mを先取って、優出一番乗り。冷静な立ち回りだった。
「足はここと言えるところはないけど、全ての足が高水準。ボクの好きな仕上がりですね。今節は今までのSGの中で初めてというくらいリラックスして走れてる。最後も楽しみたい」
これまで積み重ねたSG優勝は5回。意外なことに1号艇で優勝したのは09年若松オーシャンカップだけ。5回中4回はプレッシャーが懸かる1号艇を“食っている”実績がある。とりわけメモリアルは05、16年で2V。最も相性がいいタイトルと言っていい。
「そこは“夏男”なんでね。休みも控えているから、休み中の生活費をしっかり稼がないとね(笑い)」
捲るか、差すか。フライング持ちでもミクロのスタート力に狂いはない。寺田の牙城を崩してみせる。

 

【鳥飼の買い目】冷静に展開をモノにするか、自力で攻め抜くか。菊地からの❸❷、❸❶、❸❺流し。

<スポニチボート記者 鳥飼祥平>