道は違っても父と同じ勝負の世界へ

49走目で初の3着に入った米丸

 今年5月の若松でデビューした。1走目はバック2番手ながら、2マーク失敗で6着。レース前から極度に緊張していたそうだ。控室では先輩たちから「大丈夫?」の声がかかっていたという。「汗が異常に出ていました(笑い)」。そんな彼女だが128期卒業レースでは、左手親指を骨折していたにもかかわらず優勝戦に進出している。

 

 現役競輪選手の米丸俊成を父に持つ。「父から競輪を勧められたけど、なろうとは思いませんでした」。ボートレーサーになるきっかけは「父に一度、からつボートに連れていってもらったんです。スピードがすごかったし、男女で走っていてかっこいいと思った」という。勝負の世界に飛び込んだのは、父の後ろ姿を見てきたからなのだろう。

 

 デビュー時は師匠がいなかったが、今は永田啓二に面倒をみてもらっている。「デビュー戦が一緒で、またその後で一緒になったときによく教えてくれたんです。それがとにかく分かりやすくて弟子にしてくださいとお願いしました」。永田のもとで、ボートに対する考えがガラッと変わったという。49走目で初の3着に食い込み、舟券に貢献できた。とにかく笑顔がかわいい。“目標”と話す水神祭を決めたときの笑顔を早く見たい。次走は12月7日からの児島一般戦に出場を予定している。

米丸乃絵(よねまる・のえ)

 2001年(平13)8月5日生まれ、熊本県出身の20歳。福岡支部所属。今年3月20日登録の128期生。同年5月15日に若松一般戦でデビュー。1メートル58、47キロ。血液型A。

 

2021年11月25日付スポニチ本紙より

※記載内容はスポニチ本紙掲載時のものです。