17歳 長い旅は始まったばかり

今年5月にデビューした宮崎

 ♪つぐみはまだ、16だから~。40年前にはやった歌ではないが、昨年4月、宮崎は16歳で養成所の門を叩いた。“普通”なら高校2年生。よほどボートレースに魅力を感じたのだろう。

 

 「中3の時に住之江フェスティバルでペアボートに乗ったのがきっかけです。これやりたいって思いました。親に相談したら、やってみたら?って言われて」

 17歳の今年5月にプロデビューした。もちろん、センチメンタルと言えるような甘っちょろいものではない。覚えること、やるべきことが膨大。必死に格闘する日々が始まった。

 「今は(コロナ禍で)あまり練習できないけど、レースにしっかり参加して一つ一つできるようになりたいです。目標は水神祭!!」

 そうはいっても17歳。多くの友人は高校生活を楽しんでいることだろう。うらやましい気持ちはない?

 「みんな受験勉強とか、めっちゃ頑張っていて尊敬しています。お互いに刺激し合えていればいいですね」

 自らの選んだ道、選ばなかった人生に後悔も未練もない。澄んだ瞳はそう語っていた。すっかり大人の17歳。一人のプロとして、歓喜の瞬間を夢見る長い長い旅は始まったばかりだ。

 

 24日まで若松オールレディースに出走中。次走は27日からの宮島一般戦を予定している。

宮崎つぐみ(みやざき・つぐみ)

 2004年2月11日生まれの17歳。大阪府出身。今年5月に128期生として住之江でデビュー。1メートル54、血液型B。

 

2021年9月23日付スポニチ本紙より

※記載内容はスポニチ本紙掲載時のものです。