〝練習の虫〟タダでは転ばない

B1級への昇級を目指す野田彩加

 昨年5月26日に徳山でデビューを果たした野田は文字通り“キュン”とした1メートル64の長身レーサーで師匠は向井美鈴。向井の師匠である新良一規グループに所属している。目下のところ「趣味の空手はやめて、旅行とショッピングです」で休みを過ごしていると言う。

 

 レースがない時は必ず、同期の福山恵里奈や後輩の藤本紗弥香と共に試運転を行う“練習の虫”だ。そこでは「道中が下手なので、基本に戻って反復練習をしています。特にターンをうまく回れるように集中しています」と、納得するまで水面に残っている。

 

 直近の徳山ヴィーナスシリーズでは5日目5Rに穴党を喜ばせた。5コースから最内を差すと、続く2Mも最内を伝って2番手に浮上。3連単10万6930円の高配決着に貢献した。待望の初勝利には至らなかったものの、回り足を意識した猛練習の成果が出た瞬間だったと言えよう。

 

 前期はF2となったものの、タダでは転ばない。苦い教訓を生かして勝負どころの仕掛けはしっかり決めるつもりだ。当面の目標であるB1初昇級を目指し、練習で、そして実戦で経験値を上げていく。

 

 次走予定は8月31日~9月5日の三国オールレディース。

野田彩加(のだ・あやか)

 2003年(平15)4月30日、山口県生まれの18歳。山口支部所属の126期。2着3回、3着8回がある(24日現在)。同期は山下大輝、山口真喜子、大沢風葵、常住蓮ら。

 

2021年8月26日付スポニチ本紙より

※記載内容はスポニチ本紙掲載時のものです。