初GⅠで準優進出 次はA1昇格だ

GⅠデビュー戦を白星で飾った中川りな

 中川の趣味はミニチュアハウス作り。手先の器用さが必要な作業も、精密なエンジンを扱うボートレーサーならお手の物。「この前はお花屋さんを作りました。お花も一つ一つハサミで切って作りましたよ」と笑顔で語った。物づくり好きが高じて、最近建てた自宅の内装も自らがアイデアを出したという。今は庭造りに没頭している。「バーベキュー用のウッドデッキを置いたり、庭に植えるおしゃれな木を探している」と夢は膨らむばかりだ。

 

 本業でも地道な努力が実った。5月の江戸川で3コースから豪快に捲って念願の初優勝。12回目のファイナル挑戦でついに美酒に酔った。「やっとできました。ずっと目標にしていたので気持ちが楽になりました」。ボートレースの世界に導いてくれた母親も自分のことのように喜んだという。「妹から動画が送られてきました。自分が先頭に立つと“あとはゆっくり回って~”って応援してくれていました」と感謝した。

 

 次の目標はA1級昇格。G1初出場を果たした浜名湖レディースチャンピオンでは、初戦を制して水神祭を済ませると、準優勝戦まで駒を進めた。あす13日から始まる徳山ヴィーナスシリーズに参戦予定。今後のさらなる飛躍に期待したい。

中川りな(なかがわ・りな)

 1993年(平5)7月8日生まれ、福岡県出身の28歳。福岡支部所属の112期生として13年5月芦屋一般戦でデビュー。14年9月福岡オールレディースで初1着。21年5月江戸川ダブル優勝戦で初優勝。通算12優出1V。同期に山田祐也、富樫麗加、山崎郡ら。1メートル61、49キロ。血液型B。

 

2021年8月12日付スポニチ本紙より

※記載内容はスポニチ本紙掲載時のものです。