野球日本代表で世界一 大外一撃かっ飛ばせ

弾ける笑顔が印象的な佐藤ほのか

 「何かしていないと不安になるんです」。ピットを走り回る姿が初々しいが、実は立派なアスリート。9歳から始めた野球を極め、19歳の時には日本代表のレギュラーで世界大会を制した経験を持つバリバリの体育会系。「養成所に入るギリギリまで硬式野球をやっていたので体力的には苦になりませんでした」。泣く子も黙る養成所の訓練メニューも佐藤にとっては日常にすぎなかった。「デビューしたら6コースになるので大外から外々を全速で握るレースばかりしていた」。テーマをしっかりと持ち実戦に向けた練習に明け暮れた。

 

 デビュー後も、それは続いた。「1Mでぶっ飛んで画面から消えちゃうこともあるけれど私は攻める選手になりたい。今は結果よりも旋回の質を上げていきたい」。攻めるレースにこだわり続け、20日の多摩川ヴィーナス戦でデビュー期を終えた。5月から2期目に入るが「納得の旋回ができるまで現在のレーススタイルは続けたい。大外からB1級になりたいですね」。佐藤が自らにゴーサインを出す時を楽しみに待ちたい。

 

 バックスクリーン直撃の満塁ホームランのごとく、大外一撃での水神祭を夢見て奮闘中だ。

 次走予定は5月12日からの浜名湖一般戦。

佐藤ほのか(さとう・ほのか)

 1996年(平8)4月3日生まれ、東京都出身の25歳。127期生の東京支部所属。20年11月の平和島一般戦でデビュー。日大卒で中学校、高等学校教諭一種免許状(英語)を持つ。1メートル48、46キロ。血液型O。

 

2021年4月22日付スポニチ本紙より

※記載内容はスポニチ本紙掲載時のものです。