「ターンで勝負できる」大山目指して

父・昭彦の姿を見てボートレーサーを志した森田梨湖

 憧れ続けた舞台で輝きを放つ――。森田梨湖(21=福岡)は父に福岡支部長を務めた昭彦(48)を持つ父娘レーサー。父の姿を見て、物心がつく頃にはボートレーサーの世界に飛び込む決意を固めていた。高校時代までは空手に打ち込み、4度目の挑戦でボートレーサー養成所に合格。昨年11月に芦屋でデビュー戦を迎えた。デビュー以降、ここまで53走して舟券絡みはないが、その目は充実した日々を物語っている。

 

 「今は“6着でも内容のある6着を積み重ねていけるようにしなさい”と父からも言われています。もっと練習してスピードを磨いていきたい。目標は大山千広選手のようにターンで勝負できる選手です」

 

 6日に閉幕した福岡ヴィーナス戦では目標と話す大山と初めて一緒の斡旋になった。同じレースを走る機会はなかったが、自身のレース後は積極的に話しかけ、大山も丁寧に言葉をかける姿があった。

 

 「忙しい中、一緒に私のレースを見てもらって“こうした方がいいよ”とか、アドバイスを頂きました。無駄にしないように頑張りたいです」

 

 将来の夢はG1クイーンズクライマックス出場。未来の女王を夢見て、今は一歩一歩前進を続けていく。次走は24~29日の尼崎一般戦。

森田梨湖(もりた・りこ)

 1999年(平11)11月30日、福岡県出身の21歳。127期生として昨年11月に芦屋でデビュー。目下、水神祭を目指して奮闘中。5歳から始めた空手は高校時代に九州大会に出場し黒帯2段の腕前。1メートル54、血液型B。

 

2021年4月8日付スポニチ本紙より

※記載内容はスポニチ本紙掲載時のものです。