横断幕を力に飛躍の一年に

2度目の優勝を目指して奮闘中の西舘果里
ファンから送られた横断幕

 20年前期に4期通算勝率の勝負駆けを成功させ、引退の危機を回避。そして同年11月に江戸川で悲願の初V。怒濤(どとう)の一年を歩んだ西舘に、ビッグなプレゼントが届いた。6日まで参戦していた平和島ヴィーナスシリーズで、西舘の横断幕が登場。「ファンの方がつくってくれました。初めてで凄くうれしい!」。笑顔がはじけた。

 

 結果が出ない日々も諦めなかった。地元では日程が限られるからと、とこなめや蒲郡まで練習へ行き、そこで懸命に努力する姿を見た乙津康志が師匠、水野望美が先生になってくれた。「乙津さんにはメンタルやレースに挑むコンディションを教わりました。ペラとか技術以前にマイナスから教えてもらって、やっとゼロに立てたと思います」。3期連続で4点台後半の勝率をキープ中。今はペラ調整の技術を上げるべく奮闘中だ。「初Vはうれしかったけど、自分ではもっと技量を上げて優勝するプランでした。悪いときにどうするかはまだまだ課題。2回目の優勝はもっと早くできるように。次が私の初V。そんな気持ちです」

 

 17日からは初V以来の江戸川参戦。「平和島でフライングしてしまいましたが、気を引き締めて頑張ります」と意気込む。横断幕に書かれた「Leaping」とは飛躍の意。ファンの声援を力に、ステップアップの一年にしたい。

西舘 果里(にしだて・みさと)

 1986年(昭61)11月27日生まれ、神奈川県出身の34歳。東京支部所属の113期生。13年11月に平和島でデビュー。20年11月、江戸川のヴィーナスシリーズで初優勝。同期は椎名豊、中田達也、高田ひかるら。休日は朝ヨガに励んでいる。Snow Manのファン。1メートル63、50キロ。血液型B。

 

2021年3月11日付スポニチ本紙より

※記載内容はスポニチ本紙掲載時のものです。