水と縁深い長身美人レーサー

プロの壁にぶつかっても前向きな吉田杏美

 かなりの美人レーサーだ。スラッとした長身、端正な顔立ち。「もっと小さく産まれてきたかったです」と吉田は笑う。選手にしては背が高い分、体重管理が大変ということなのか。

 

 この職業を志した理由はシンプルだ。知り合いの薦めで平和島に連れていってもらい、そこで魅せられた。「いい仕事だと思いました」。“ダメ元”で受験して、2回目で合格できた。

とにかく“水”とは縁深い人生を歩んでいる。小・中学校時代はスイミングスクールに通い、高校は水泳部。自由形の選手だった。その後は船舶免許のインストラクターをしていたという。「本当はイルカのトレーナーになりたかったんですけど」と、ここでも水に携わる仕事を口に。そして現在は水面で初1着を目指して格闘中というわけだ。

 

 「レースして着を獲ればいいやって簡単に考え過ぎていました。実際はペラとか整備とかやることが多過ぎて…」。デビュー後は誰もがぶつかるプロの壁にきっちりつかまった。なかなか勝てない日々。それでも「知識もだんだんと付いてきました」と前を向く。必ずやってくるであろう初勝利の時を思い浮かべて…。「趣味はスノボ」と言う26歳はレース場で闘い続ける。

吉田 杏美(よしだ・あみ)

 1994年(平6)11月15日生まれ、埼玉県出身の26歳。2019年5月に124期生として戸田でデビュー。現在、185走して3着が4回あるだけで、まだ1、2着はない。1メートル66、50キロ。血液型A。

※次走は2月11日から、からつヴィーナスシリーズ

 

2021年1月28日付スポニチ本紙より

※記載内容はスポニチ本紙掲載時のものです。