急成長の陰に頼れるブレーン

A2に昇級して河村への恩返しを目指す深見

 15年11月にデビューして3年間は勝率3点台前半がやっとだった愛知支部の117期生・深見だが、21年前期の勝率では初の4点台をマーク。その要因とは?

 

 「すべて河村了さん(37=愛知)のおかげです。2年前からペラや調整方法を教えてくださるようになりました。でもその時はまだ自分の理解力が足りなくて、ガンガン叩いて壊してばかりで…。最近になってようやく理解できるようになってきて、成績も上がりだしました」

 

 河村了という強力なブレーンの存在が、レーサー人生を大きく変えたのだ。

 「河村さんは私の視線まで下がって教えてくれる。たとえばスタートが遅いのなら、レースのしやすさを重視した調整方法を教えてくれたり…。絶対に1着を獲らなきゃ駄目だっていう意識も変わってきた。自分にとっては大の恩人。今でも分からないことがあったら、開催後すぐに長文LINEで質問しています」

 

 そんな深見は豊橋競輪プロデュース「T―GUP」の1期生としてガールズ競輪選手を目指していた経歴の持ち主。1メートル48の小さな体の中に秘めた闘志と根性は、ボートレーサーとなった現在も健在だ。

 

 「まずはA2級に上がること。それが河村さんへの恩返しだと思ってます」

 キュートなルックスと根性を兼ね備えた深見の走りに注目だ。次走は17日からの津ヴィーナスシリーズ第16戦に出場を予定している。

深見亜由美(ふかみ・あゆみ)

 1991年(平3)10月19日生まれ、愛知県出身の30歳。15年11月デビューの117期生。初1着は18年1月とこなめ。通算817走34勝。同県同期の女子レーサーには出口舞有子、清水さくらがいる。1メートル48。血液型O。

 

2021年11月11日付スポニチ本紙より

※記載内容はスポニチ本紙掲載時のものです。