第36回グランプリ
大沢太久 激推し超イイ値

(2日目)

 ボートレース住之江のSG「第36回グランプリ」は14日、開幕した。トライアル1st1回戦11Rは辻栄蔵が逃げ快勝。3艇に事故があった12Rは西山貴浩が捲って制し、驚がく配当を提供した。きょう15日はトライアル1st2回戦が行われる。11Rは篠崎仁志、12Rは菊地孝平が◎。一方、超イイ値の大沢記者は12Rの辻で好配を狙った。なお、前本泰和が負傷帰郷。中島孝平が繰り上がってトライアルに出場する。

栄蔵④ 今日も主役

初戦を見事に白星で飾った辻

 12R 

 

 師走恒例の「今年の漢字」を辻に当てはめるとすれば…。パッと浮かぶのは「忍」だ。賞金レース終盤を迎えた秋口までは“忍者”のように息を潜めていた。それが10月に入り、突如として進撃を開始した。1年3カ月ぶりのSGだったダービーで優出6着。この活躍で出場権を得た11月のチャレンジCで16年ぶりのSG制覇を成し遂げた。

 

 針の穴に糸を通すような航跡で、思いもしなかったであろう舞台に立った。常にグランプリを目指し、精神をすり減らしてきたライバルたちとは異質の存在だ。辻も「自分は10月から急激に伸びてきた選手。一番プレッシャーがない僕が一番有利」と言い切った。

 

 言わずと知れた05年の当地グランプリ覇者。それだけではない。通算勝率も1位・瓜生に次ぐ7・67と優秀。「住之江は調整を合わせるのが難しい。根を詰める人間が強い」。チャレンジカップでともに優勝戦を戦った、広島の後輩・山口剛も「グランプリを獲った憧れの先輩だし、諦めない姿をずっと見てきた」とリスペクト。まさに“忍耐の男”辻には持って来いの水面だ。初日11Rを力強く逃げ切り、幸先のいいスタート。「ペラの形を変えていった。回転は合わせられた」。さすがの調整力を披露した。もう人目を忍ぶ必要はない。トライアル2ndに堂々と駒を進める。

 

 【大沢の買い目】12R。進入は枠なり3対3と想定。4カドから鋭く艇間を割って突き抜ける。❹❶、❹❺流し。