第26回オーシャンカップ

鳥飼祥平 激推し 超イイ値! 

(最終日)

 ボートレース芦屋のSG「第26回オーシャンカップ」は5日目を迎え、準優3カードが終了。07年3月の平和島クラシック以来、14年4カ月ぶりのSG優勝へまい進する浜野谷が優勝戦1号艇を手にした。6人全員がSGウイナーというハイレベルな頂上決戦、鳥飼記者の「超イイ値」は、4号艇の篠崎元志(35=福岡)を狙う。消化不良に終わった準優の分まで、思い切ったレースで3回目のSG戴冠にアタックする。

優勝戦12R 

篠崎❹ 迷わず行け

地元水面で3回目のSG優勝を狙う篠崎

 

 怒りと失望。ピットに引き揚げてきた篠崎の表情は複雑だった。「だっせえ…」と、自分に向けて吐き捨てるようにつぶやく。準優10Rはコンマ18の仕掛け遅れ。瓜生が引いての差しを選択したため、何とかイン先マイに持ち込めたが、2着での入線。19年グランプリシリーズ(住之江)以来となる久々のSG優出にも笑みは一切見せなかった。

 「ダービーが勝率的に厳しいのも分かっていたので“失うものはない”と思ってスタートを踏み込んだのに届かなかった。出足はいいけど、その辺の足は見劣りますね。外枠になったので足を求めて大幅にペラを叩くことも考えたい」

 どうしても勝ちたい理由があった。準優が行われた24日は長男の7回目のバースデー。ピットに入れば外部との接触が断たれるため、連絡は不可能。ただし、一つだけ祝福の言葉を伝える手段があった。

 「準優を勝って勝利者インタビューで息子に“おめでとう”って言おうと4日目の夜から考えていたんだけど…。情けない。でも、まだ優勝するチャンスは残っている。一発狙います」

 今節は節間通じてダッシュ勢に優位な強めの向かい風が吹いている。4号艇は決してマイナスではない。愛息に優勝という1日遅れのどデカいバースデープレゼントを。そして、強い元志の完全復活に期待する。

 

【鳥飼の買い目】

4カドを想定。内にプレッシャーをかけるためにも鋭発は不可欠。狙いは瓜生に仕掛けを促しての捲り差しだ。❹=❸、❹❺、❹❷流し。