第10回クイーンズクライマックス
大沢太久 激推し超イイ値

(初日)

前文…史上2度目のナイターグランプリが住之江で開幕。注目のエンジン抽選、今年は突出した機こそないが、本紙イチ推しの72号機は平本真之がつかんだ。そのベールを脱ぐのは2nd開幕の16日だ。今日は1st組が初戦を迎え、11Rが辻栄蔵(46=広島)、12Rは前本泰和(49=広島)を軸視。“超イイ値”担当の大沢記者は鳴門BBCトーナメント決勝戦V時と同じ3枠となった12Rの丸野一樹(30=滋賀)を指名した。

丸野③ 先制パンチ

初の大舞台で白星スタートを狙う丸野

 12R 

 

平成生まれ初のSG覇者として名を刻む。丸野が節目の30歳で初めて頂上決戦に挑む。「やっとスタートラインに立てた。結果を出したい」と意気込んだ。手にした38号機にも手応え。直線の動きに合格点を与えた。「あす1日かけて、しっかりと回転を合わせたい」。真新しいグランプリジャンパー同様、視界の先は明るく輝いている。

 

前節、鳴門ボートレースバトルチャンピオントーナメントで今年3つ目のG1を獲得。3号艇で臨んだ優勝戦は1M鋭く艇間を突き抜けた。先輩、出田記者のヒーロー原稿から言葉を借りれば、赤いグローブから繰り出された強烈な“右フック”。散々な結果だった前々節のチャレンジカップからV字回復を遂げた。

 

自身のYouTubeチャンネルで公開するトレーニング動画「マルトレ」が有名。体操選手顔負けの俊敏性とバランス感覚を手に入れた。日頃の鍛錬が急成長に一役買ったのは間違いない。それでも、満足することなく高みを目指す。「トップレーサーにならないとトレーニングの説得力が出ない。自分が結果を残せば、お世話になっているジムも注目される」。ビッグタイトルへの思いは誰にも負けない。くしくもトライアル1st初戦は3号艇。第一関門突破へ、再び赤い衝撃を与える。

 

【大沢の買い目】12R。捲り差しで突破する。❸❶流しが本線。内2艇の警戒に遭っても大丈夫。強ツケマイで抜け出すとみた。❸❹流しも押さえる。